Nゲージのレイアウトと高架橋の勾配について

Nゲージと言うのは、軌間が9ミリになっている鉄道模型の総称です。
Nゲージの上にはＨＯゲージと呼ばれる軌間が16.5ミリの鉄道模型も有りますが、Nゲージの魅力は何と言ってもコンパクトにまとめ上げれるということです。

家の中にレイアウトを作って楽しむ人も多いものですが、軌間9ミリと言うコンパクトな模型ですので、より大きなレイアウトを作れると言うメリットもあるのです。

高架橋などを中に入れる事で、高架橋の上と下に電車を走らせる事が可能になります。
狭いスペースを上手く利用する事で様々なレイアウトが可能になるのです。

高架橋を作る場合は、傾斜角度を考慮しなければなりません。
低い場所から高い場所に模型を走らせる場合は、３％の勾配を作ってあげる事が良いとされています。
しかし、勾配をきつくすることで、模型は上に走れなくなりますので、大きくても4%以内に収めておくことが大切です。

尚、3%の勾配と言うのは、3センチの高さまで上げるのに100センチの距離が必要になります。
また、5センチでは167センチの距離が必要となりますので、高い場所に上げるほど距離が必要になるわけです。